日泰親善文化交流きものフェスティバル帰国報告
2007年創立35周年を迎えたNPO法人日本礼美協会・日本和装学園はタイ国政府観光庁より要請を受け2007年11月23日タイ王国バンコクセンターワールドに於いて日本とタイの修好120周年・プミポン国王陛下御生誕80歳祝賀記念事業「日泰親善文化交流きものフェスティバル」を開催いたしました。
同イベントの収益金をタイ国HIV母子感染予防プロジェクトに寄付いたしました。
日本和装学園120人一行は2007年11月22日タイ王国バンコク・スワンナプーム国際空港到着後、空港内にて盛大な出迎えをうけ、歓迎式典が行なわれました。
フェスティバル当日は皇太子妃ソムサワリー殿下ご臨席のもと、在タイ日本国特命全権大使・小林秀明様はじめ日タイ両国の要人が多数ご観覧されるなか、日本和装学園による日本文化の紹介の「きものショー」を公演し大観衆の喝采を受けました。
又、現地タイ女性20名に浴衣をプレゼントし、まさに、日泰親善のかけ橋となりました。
「微笑の国」との親善交流
学園はタイ王室元摂政宮、モン・ゴブ・ケア・アブハカラ妃殿下に名誉会長をご就任頂き、両国の文化相互理解を深めております。
また、学園のサポートにより設立されたコンケーン市ラッタナバア女子職業訓練校の和裁科の優秀な卒業生は和裁技術を習得し実働をしています。
この功績が讃えられ平成10年7月27日松島会長は、タイ国政府よりフレンドシップ大賞を受賞しました。
タイ国王プミポン・アドゥンヤデート国王陛下に謁見賜る |
チュアン首相よりフレンドシップ大賞を授与される |
外務大臣表彰を受ける |
創立者のお墓参り
2007年11月24日、今回のきものツアー110名全員で、タイ王室の菩提寺のあるアユタヤ・ワットスララダーム寺院にある、日本和装学園の創立者松島茂雄先生の墓前に、10名の僧侶の読経のなか、フェスティバルが大成功した報告と感謝の参拝をしました。
松島会長は灼熱の太陽が降り注ぎ汗が滴る中で合掌され、日本和装学園の今までの歩みに感謝の報告をされ、さらなる発展をお祈りされました。
ワットスララダーム寺院の前で記念撮影
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